昨日、ソープで俺のなじみの娘を指名して、久振りに満足した後の事だ。彼女は本名を“春菜”と言い(俺には本名を教えてくれていた)、背が高く、相当な美人なのだが、性格が穏やかでとても気の回る女性だ。
その春菜が「○○さん、たぶん今日で最後かもね。私、この仕事をあがることになったの」と、いきなり言うのだ。
「え!店を辞めちゃうの?」と俺が訊くと「うん、勿論お店も辞めるんだけれど、この仕事自体を辞めるの」と言うのだ。
「そんな~、春菜ちゃんに会えないなんて、寂しいよ。なんで辞めちゃうの?彼氏でもできたのかい?」
俺が訊くと、「うん、それよ、それ、彼ができたのよ。自分でも信じられないんだけれどね、彼ができたのよ」と彼女が言うのだ。
「だって、変な話だけれど、凄く不規則な時間帯の仕事だろ~。男性との接触チャンスって、殆どないんじゃないの?」と、また俺は訊いた。そうすると、彼女は「うん、それはその通りなんだけれど、ネットの世界で知り合ったのよ。いわゆる“出逢い系”って言うのかな、ああ言うの」
「え!、“出逢い系”で知り合ったって、本当に・・・・・・。ああ言うのって、いわゆる“やらせ”とかさ、そう言うのばっかりじゃないの?」
「うん、初めはそう思ってた。だから、こわごわとやってみたのね。そうしたら、本当の彼ができちゃったのよ。勿論、私がソープで仕事をしていることも話したわ。でも、彼はそれを許してくれたの」と、春菜ちゃんは嬉しそうに言う。
しかし、俺は残念だ。実は、俺も春菜ちゃんの事が女として好きになっていたのだったからだ。この事を告げると「私も○○さんの事は好きだったし、もしかしたら今でも好きかも知れない。でも、一歩違いって言うのかな?ごめんね」って、春菜ちゃんが言うのだ。
もしかしたら、このショックからはしばらく立ち直れないのかも知れない。もっと早く春菜ちゃんに告げるべきだったと、ものすごく後悔した。
この後、春菜ちゃんが“今日が最後だから特別サービスね”と言って、いろんな事をしてくれたけれど、ショックで俺のジュニアは全く何の反応も起こさないままに、時間を費やして終わりになった。もしかしたら彼女に“弱い奴、こいつじゃなくてよかった”なんて思われているかもしれないな~。
残念だった。本当に残念だった。俺は“出逢い系”を恨むことになりそうだ。
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